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【子どものスマホを制限】危険から身を守るオススメの設定を紹介!

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【子どものスマホを制限】危険から身を守るオススメの設定を紹介!

目次

    「子どもにスマホを持たせたけど、使用時間や有料アプリの課金などは制限したい」

    これは子どもにスマホを持たせるときに、多くの保護者の方が考えていることですよね。

    しかし、スマホの制限について悩みを持っている保護者の方も多いのではないでしょうか。

    「そもそもスマホにはどんなリスクがあるの?」
    「スマホの使い方を制限したいけど、どうやって設定をしたらいいのか分からない」

    スマホの制限機能で、子どもを有害な情報から守ったり課金を制限したりすることができます。

    今回の記事では、「子どものスマホを制限する方法を知りたい!」という保護者の方へ向けて、オススメの制限方法をお伝えします。

    子どものスマホ使用に潜むリスク

    最近では、スマホを持っている小学生も徐々に増えてきました。

    いつでも保護者の方と連絡を取ることができたり、気になったことをすぐに調べることができたりするため、スマホは非常に便利なツールです。

    しかし、子どもが自由に制限なくスマホを使用することは、リスクもあるので注意が必要です。

    不適切なコンテンツの閲覧

    インターネット上には、暴力的な情報や性的な情報など、子どもにとって刺激の強いサイトが多くあります。

    スマホに制限が設定されていないと、子どもにとって不適切なサイトに自由にアクセスすることが可能です。

    不適切なサイトを閲覧することで、不適切な知識を得て悪影響を受けたり、心にダメージを受けてトラウマになってしまったりする危険があります。

    有料コンテンツへの課金

    有料アプリやネットオークションなどを親に無断で利用して、高額な費用が発生することもリスクの1つです。

    保護者のクレジットカード情報がスマホに登録されていると、ワンクリックで決済ができててしまう場合もあるので注意が必要です。

    スマホ依存

    自由に使えるスマホが手元にあると、ゲームやYouTube、友達とのLINEなどに沢山の時間を費やしてしまう危険があります。

    スマホ依存になると勉強時間や睡眠時間が減って、成績や体調にも悪影響を与えるので注意しなければなりません。

    子どものiPhoneで制限できること

    iPhoneでは、「スクリーンタイム」という機能を使って子どものiPhoneを制限することができます。

    ここでは、実際に制限することができる項目について紹介します。

    休止時間の設定

    休止時間とは、子どもがスマホのアプリを使えなくなる時間です。

    休止時間を設定することで、子どもがスマホを使用する時間を制限することができます。

    休止時間中は、原則として、電話以外の機能を使用することができません。

    夜間や日中の勉強時間などを休止時間に設定することで、子どものスマホ依存を防ぐことができます。

    曜日別に設定することもできるので、生活リズムや家庭のルールに合わせて柔軟に設定をすることが可能です。

    アプリの使用時間の制限

    スマホのアプリの1日あたりの使用時間を制限することができます。

    アプリ1つずつ個別に利用時間を制限できるので、ご家庭のルールに合わせて細やかな設定が可能です。

    「ゲームとYouTubeは1日1時間」など、ぜひ親子で話し合ってルールを決めてみてください。

    iTunesおよびApp Storeでの購入の制限

    この設定では、「アプリのインストール」「アプリの削除」「アプリ内課金」の3つをそれぞれ制限することができます。

    「子どもが勝手にゲーム内の有料アイテムを購入してしまう」というトラブルも、この機能を利用することによって未然に防ぐことが可能です。

    コンテンツの制限

    iPhoneで視聴できる映画やテレビ番組、本やアプリ、ウェブサイトの閲覧に制限をかけることができます。

    映画・テレビ・本・アプリの4種類は、「対象年齢や不適正な内容の有無」で制限を設定することができます。

    ウェブサイトの閲覧は、「無制限アクセス」「成人向けWebサイトを制限」「許可されたWebサイトのみ」の3種類の制限から選択が可能です。

    子どものiPhoneを制限する方法

    ここでは先ほど紹介した制限を設定するために、必要な準備や手順を紹介します。

    手順①ファミリー共有設定

    「ファミリー共有設定」とは、音楽やアプリなどのコンテンツやスマホの設定を共有する機能です。

    子ども用のApple IDを設定し、スクリーンタイム機能を使用することで保護者が子どものiPhoneに様々な制限をかかけることが可能になります。
    設定の方法は以下の通りです。

    ※既にファミリー共有設定の登録が完了している人はこの作業は不要です。

    ブログ画像 (2).jpg

    手順②スクリーンタイム

    ファミリー共有設定を完了した状態でスクリーンタイム機能を使用すると、子どものスマホの使用時間などを保護者が確認できるようになります。

    また、子どものスマホの使用を制限する設定を行うことも可能になります。

    制限可能な項目の詳細に関しては、先述の「子どものiPhoneで制限できること」を参照ください。
    ファミリー共有設定以降の設定方法は以下の通りです。

    ブログ画像 (3).jpg

    制限機能を上手に活用して、正しく安全にスマホを使用しよう!

    ここまで、子どもがスマホを使用するリスクと制限方法について紹介してきました。

    子どもを危険から守るために、ファミリー共有設定やスクリーンタイムを利用してスマホの使用を制限するのはとても有効な方法です。

    しかし、いきなり制限をかけようとするとお子さんが嫌がるかもしれません。

    そんなときは一方的に保護者が制限を課すのではなく、お子さんと一緒に話し合ってルールを決めてみてください。

    自分自身でルールを決めて、それを実行するという経験は、きっとお子さんの成長に繋がります。

    スマホはリスクがあると同時に、とても便利なツールです。

    是非この記事で紹介した制限機能を活用して、正しく安全にスマホを使いこなしてください!!

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